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執筆者の写真ミライプラス

高梁城南高校 "失敗の日" に参加しました


「失敗の日」はフィンランドから始まった、失敗を恐れず挑戦したり、みんなで失敗を受け入れることを大切にする10月13日に設定されている国際記念日です。

高梁城南高校では、なぜか10月23日に開催。「開催日で失敗しちゃいました~」というオチからスタート。今回が初めての開催だったのですが、みんなで失敗を楽しもう!という空気感に満ちた素敵な開会でした。


高梁城南高校では、高校2年生の総合的な探究の時間の中間発表会として、これまでのプロジェクトについて「失敗」を共有するイベントでした。



まずは大人の失敗座談会からスタート。城南高校の卒業生、城南高校の先生、観光協会の人、商工会の人が、それぞれ、これまでに失敗してしまったことについて話しました。

大人でも失敗するんだよ、失敗から学んでより良い活動になっているんだよ、というお話を聞いて生徒のみなさんも失敗を受け入れやすくなったと思います。


高校2年生は21チームに分かれて、それぞれがプロジェクトに取り組んでいます。

校則を変えたい!と取り組むチームは、スマホ利用に対しての校則の改革に取り組んでいます。校内でアンケートを取ろうと思ったところ、先生からの許可を取ることが出来なかった、という失敗を経験しました。

発表を聞いていた大人から「なぜスマホを利用したいのか?ということが伝わっていないのでは?」という質問を受けて気付きがあったようです。

発表後の振り返りでは、スマホを使いたい理由をもっと考えないといけないと感じた、先生への相談の仕方に問題があったのではないか、というコメントがありました。


多くのチームの生徒たちが失敗を受け入れて、そこから何かを学び取っていたようです。


今回のイベントでは、高校2年生が発表し、高校1年生が見学をしました。1年生は来年自分たちも取り組む総探の中間発表を見る場でもあり、先輩たちの失敗談を聞く機会にもなりました。1年生にとっても「失敗」のイメージが少し変わったのではないかと思います。


後半は大人たちによる振り返りの時間でした。生徒も2名が参加。

今回の「失敗の日」に対して、良かった点(Good)ともっと改善できる点(Mooto)を出し合いました。今回は、広島県大崎上島の海星高校からの視察団や、他校コーディネーターも参加していたので、様々な視点で意見が出ました。



高梁城南高校の「失敗の日」は始まったばかり。これからいくつもの失敗を重ねながら、さらにステキなイベントに進化していくのではないかと思います。生徒にとっても「失敗」が次の挑戦へのエネルギーになることを当たり前のように身に着けていってくれることを期待しています。




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