top of page
執筆者の写真ミライプラス

ミライティーチャーズアカデミー高梁がスタートしました!


地方自治体の教育委員会主催によるミライティーチャーズアカデミーがスタートしました!

全国初のチャレンジを始めているのは岡山県高梁市。高梁市では、市内の学校で働く先生方が自ら課題を設定し、探究的に解決に向けて活動することで、これからの教育において子どもたちの学びの伴走者となる力を育てるために、ミライティーチャーズアカデミーを開催することになりました。


ミライティーチャーズアカデミー(通称ミラアカ)はソニー教育財団が主催し、全国から集まった先生方が共に学び合う場です。現在は3期生が6チームに分かれて活動しています。


今回は、このミラアカを自治体単位で活用していただこうという取り組みです。

研修においてありがちなのは、受講中や受講直後は学びの意欲も、行動しようという意識も高いのに、日々現場で目の前の仕事に忙殺されていく中で、研修で学んだことを活かせないまま時間が過ぎていってしまうことです。

特に現場で周りに理解者がいない状況では、行動を起こすハードルも高くなってしまいます。


自治体の研修としてミラアカを実施することで、同じ地域に同じ学びの経験をした仲間が複数存在する状況が生まれます。また、学校管理職の活動への理解も高くなります。

こうやって、近くに仲間がいる状態が作れれば、学びの変革を起こしやすくなります。高梁市での取り組みがどんな変革に繋がっていくのか、これから約1年間のチャレンジがスタートしました。


今回参加したのは高梁市内の小中学校の教員と、高梁市に位置する県立高校の教員、合わせて8名です。ミラアカでは教員のチームに、民間企業などのサポーターが1名参加する形を取っています。高梁市でも、民間企業での経験が豊富な移住者の2名がサポーターとして参加します。


1月7日の開講式には、受講生8名、サポーター2名の全員が集合。チーム分けが発表され、チームの活動が始まりました。ミラアカ高梁の全体テーマは「学びの先にある20~30年後の社会で、子どもたちが自分らしく生き、社会の創り手として自ら行動できるよう、今、学校で何をしますか」

30年後、小中高の子どたちは36~48歳になります。受講生のほとんどは同年代。目の前にいる子どもたちが、自分たちの年齢になるころ、どんな生き方をするのだろうか?

普段、学校の中だけでは考えないような未来を見据えた教育のあり方を考える1年間のスタートです。


開講式は、ニックネームを付けるところから始まります。

ミラアカでは、みんながフラットな関係で共に学び合うことを大切にするため、「先生」という呼び方を禁止してニックネームでのやり取りをしています。


8名の受講生と2名のサポーターは2つのチームに分かれ、まず未来への願いを話し合いました。短い時間の対話でしたが、どちらのチームも身近な課題から、より大きな本質的な議論に入っていきました。



さらに「教育の課題」について議論を深めました。



各チームは6月のテーマ発表会に向けて、自分たちが取り組むべき課題、テーマについて議論していきます。社会の変化、教育の変化に目を向け、20~30年後の未来の世界を見据えて大きな視野でどんなテーマを設定していくか、楽しみになりました。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page